ニュースリリース
2020年4月1日
秀品サポート肥料「ストラクチャー®」、4月2日より販売開始
エフエムシー・ケミカルズ株式会社(以下「FMC」)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平井康弘)は、2020年4月2日より、秀品サポート肥料「ストラクチャー® 」の販売を開始します。
世界のアグリビジネスでは化学農薬だけでは対応しきれない課題も多く、殺虫剤プレバソン®、フェルテラ®剤でおなじみの世界的な農業科学企業FMCでは、プラントヘルス事業として高付加価値肥料資材、微生物資材、種子処理の分野に投資を強化し、革新的な製品やサービスを世界で提供し急成長しています。
近年、日本においても度重なる異常気象や栽培環境の変動に対応しながら、高い安全性や持続可能性、高品質な農作物への需要は高まるばかりです。FMCは、この度日本でもプラントヘルス事業を新たに立ち上げ、グローバルの強みと経験を活かして本分野に参入し、国内の多様化する生産者のニーズや要請に迅速に応えてまいります。
製品第一弾として販売開始する世界的ベストセラー「ストラクチャー®」は、高活性腐植酸「AOA(actagro organic acids®)」を7.0%配合する液状複合肥料です。世界初の独自製法「ナノ化テクノロジー」で腐植物質を極小分子化、それらの極小分子が通常分子と同様の働きをするため、同じ成分量でありながら極めて高い活性を実現しています。
「ストラクチャー®」は発根力に優れ、初期生育を向上させ、秀品期間を続けながら収量向上を目指す「秀品名人」への道を、力強くサポートいたします。
本製品は推奨される主要作物の性質から、第一弾として北海道、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、石川、岐阜、愛知、三重、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の各市場に投入を図ります。
本製品の供給については、FMCから卸店への直接販売の流通形態をとり、カネコ種苗株式会社(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長:金子昌彦)、グリーンテック株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:安部了一)、株式会社コハタ(本社:北海道旭川市、代表取締役社長:木幡光範)、東海物産株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:青木貴行)(50音順)と売買契約を締結、パートナーとして共に本事業の取り組みを積極的に進め、上記の市場において活動を展開していく予定です。
今回の画期的な新製品を日本の生産者にお届けすることにより、高品質な農作物の栽培、生産性の向上をサポートし、国内農業のさらなる発展に貢献してまいります。将来的には、本製品をはじめとする高付加価値肥料資材、微生物資材、種子処理も含めたプラントヘルス事業全体に投資を強化し、30億円の事業拡大を目指してまいります。
FMCについて
農業科学企業であるFMC Corporationは、作物保護、プラントヘルス、衛生害虫やシロアリ、芝管理の分野において、市場主導型の発見および開発パイプラインによる製品ポートフォリオを通じ、世界中の生産者に革新的なソリューションを提供しています。この強力な先端技術の組み合わせには、Rynaxypyr®とCyazypyr®の有効成分をベースとした主要な害虫防除製品、除草剤、Talstar®ブランドの殺虫剤、殺菌剤などがあります。
FMCの製品ポートフォリオには微生物農薬も含まれています。FMC Corporationは世界中で約6,500人の従業員を雇用しています。詳しくはwww.fmc.comをご覧ください。FMC、FMCロゴ、®を付した商標は、FMC Corporationまたはその米国およびその他の国の子会社・関連会社の登録商標です。actagro organic acids®はアクタグロ社の登録商標です。必ずラベルの全ての指示、制限および使用上の注意をよく読んで従ってください。ここに掲載されている製品は全ての国や管轄地域で販売や使用のために登録されているわけではありません。
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